ビジネスマナー

報連相の重要性

ビジネスシーンのホウレンソウとは

ビジネスシーンでのホウレンソウは、漢字になおすと「報・連・相」の三つの単語になります。
報は報告、連は連絡、相は相談の頭文字をそれぞれ取ってつなげた略語であり、ビジネスシーンで最も重要な行動になります。

複数の人間が集まって仕事をしているのですから、「報・連・相」を怠ってしまうと、上手に仕事が回らなくなってしまいますし、大きなトラブルの発展してしまう可能性があります。
上司の方や同僚からプロジェクトの詳細が分からないと質問をされたり、作業した書類などに直しが多いような場合には、もしかしたら「報・連・相」が上手くいっていない可能性があります。

報告

報・連・相の内容

「報・連・相」は、報告、連絡、相談の三種類の行動になります。
報告は、上司が部下に指示した内容や仕事上の指令に対して、部下が言われた事をどれだけ進んでいるか、どのような結果になったのかを報告する内容になります。
この報告は、目上の方から下の方に行われる事はありません。
後輩から先輩であったり、部下から上司へと行われる物になります。

連絡は、情報を関係者に伝える内容になります。
この連絡で注意しなければいけないのが、事実を事実のままで伝えるという事です。
そこに自分の憶測などを入れてしまうと連絡の内容が滲んでしまいます。

連絡は上司や部下といった立場の差はありません。
連絡する方、連絡を受ける方がフラットな関係性となっておりますので、誰でも発信者になり得ますし、受信者になり得ます。

相談は、わからない事などを立場が上の方に相談する事です。
プロジェクトをすすめているという場合には、自分だけでは判断できない案件も登場します。
そのような場合には、上司やプロジェクトリーダーに参考意見を貰う事が必要になります。

報・連・相の重要性

「報・連・相」をしっかりとしておく事で、かかわるすべての方の歩幅を揃える事ができます。
また、問題が大きくなる前に処理する事ができますし、社内のコミュニケーションもアップしますので積極的に取り入れていきましょう。