妊娠中に結婚式に招待された!対応で気を付けたいこと

仲の良い友人や大切な人の結婚式に招待してもらったら、とても嬉しい気持ちになります。
しかし、体内で新しい命を育んでいる妊娠中は、何よりも体が大切です。
出欠の返信をする前に、掛かりつけの産婦人科医に結婚式の日程や会場の場所などを踏まえて相談しましょう。
体調が安定することが多い妊娠5~7ヶ月で、会場の場所が自宅から近い場合は、産婦人科医から出席しても問題ないと言われやすくなります。

一方で、妊娠初期の悪阻にはさまざまな症状があります。
人によっては、食べ物の匂いだけで気持ち悪くなって、しょっちゅうトイレに駆け込まなければいけないこともあります。
また、臨月は赤ちゃんがいつ生まれてきてもおかしくない状態です。

そのため、妊娠初期と臨月に結婚式に出席するのは、控えた方が無難です。
自分が不安を感じるだけでなく、知らず知らずのうちに周りに気を遣わせることもあります。
また、実際にトラブルが起きると、新郎新婦にとってとても大切な日を台無しにしてしまいます。

出席する場合は、返信ハガキににお祝いの言葉とともに妊娠していることを記入します。
しかしハガキを返信をした時点では出席できる体調であっても、結婚式当日までに何が起こるか分からないのが妊娠です。
返信ハガキと合わせて、新郎か新婦に直接もしくはメールや電話などで、体調次第では当日欠席することがあるかもしれないことと、出席する場合もアルコールや生ものはできるだけ避けたいことを伝えておきましょう。
万一出席できなくなった時は、分かった時点ですぐに電話しましょう。

欠席する場合は、まず新郎か新婦に直接もしくは電話でお祝いの言葉とともに、妊娠中で医者に相談したけれども体調が不安定なため出席は見合わせたいことを伝えましょう。
いきなり欠席の返信ハガキを出すよりも、誠実に対応することができます。
新郎か新婦に伝えた後に返信ハガキで重ねてお祝いの言葉を送ります。
たとえ結婚式には出席できなくても、ご祝儀やお祝いのプレゼントを贈ると、祝福の気持ちを伝えることができます。

妊娠中の結婚式で着る服装の注意点

妊娠中は締め付けられるドレスを着ると気分が悪くなりやすいです。
そのため、ゆったりとしたシルエットのドレスがおすすめです。
ドレスは薄い素材のものが多いので、体を冷やさないようにショールを持参しておくと安心です。

妊娠中はお腹が前にせり出し、ただでさえ足元が見えにくくなります。
そんな時にヒールを履くとバランスが悪くなり、こけやすくなってしまいます。
妊娠中は無理せずにローヒールのものやフラットシューズなど、履き慣れたものを選ぶようにしましょう。

    © 2015 - 2025 すぐに使える!マナー大全 All Rights Reserved.