食事のマナー

中華料理のマナー

円卓に座る順番

中華料理のマナーに欠かせないのは円卓のマナーになります。
円卓は、中華料理特有の物になりますので、失礼のない円卓のマナーを覚えるようにしましょう。
円卓を使用する場合には、座る席順にも注意する必要がありうます。
基本的に入口から最も遠い所が上座になりますので、主賓の方が座るようにし、それ以外は全て下座になりますので招待主が座ります。

円形のテーブルにもキチンとした順番があります。上座の方から見て、直ぐに左が次席、右側が三席、左の二番目が四席、右の二番目が五席と順番に進んで行きます。

基本的に、招待主の優劣は、よほどの事が無い限り、年長者や役職の高い方が順番に座ります。
同程度の場合には、レディーファーストになります。

中華

円卓の使い方

円卓を使った中華料理では、最初に主賓が料理を取るようにします。
その後、主賓から時計回りになるようにして順番に料理を取って行きます。
料理を食べる際には、主賓や年長者が最初に食べるのを見届けてから食べるようにします。
年長者を重んじる中華料理ですので、食べる順番を間違えてしまうのはマナー違反になりますので注意してください。

取り皿

中華料理では、色々な味を楽しむ事ができます。
その為、取り皿は、料理が混ざらないように料理ごとに交換する事になります。
中華料理では、取り皿を使用する枚数の上限はありませんので、何枚でも使用する事ができます。

取り皿から料理を食べる場合には、和食のようにお皿は手に持たずに置いたままで食べるのがマナーになります。
お茶碗とレンゲ以外は持ち上げないように注意してください。

食べ物を残すマナー

中華料理では、食べ物を少し残すのがマナーとされております。
これは、招待してくれた方に、こんなに沢山の料理を用意してくれて食べきれなかったという感謝の意を表するためです。
しかし、自分の所に取り分けた料理を残すのはNGです。大皿の料理が少し残るようにするのがマナーになります。